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本学相撲部OBで、第82代学生横綱の吐合明文さん(平成17年商経卒)が、大相撲北の湖部屋に入門、初土俵になる3月の大阪場所では4勝3敗で勝ち越し、新たなるスタートを飾った。
吐合関は、愛媛県出身、小学校3年生から相撲を始め、高校は相撲の名門・高岡向陵高校(富山)に進学。本学では西日本のタイトルを4つ獲得するなど、持ち前のスピードを生かした相撲で活躍した。長年届かなかった全国タイトルにも、4年生で迎えた昨年の全国学生相撲選手権で悲願の優勝を果たし、幕下付け出し15枚目格の資格を得て、角界入りを果たした。
今年1月の北の湖部屋への入門会見では、「目標は親方、押し相撲で上を目指したい。押し相撲なら吐合が1番強いと言われるようになりたい」と語り、取り口は違うものの、昭和の大横綱・北の湖親方という大目標を掲げ、持ち味を磨き頂点を目指す決意を述べた。
学生相撲と大相撲で大きく異なるのが立ち合いの難しさ。審判の合図で立ち合うアマチュアとは異なり、お互いの呼吸を合わせなければならない大相撲で、多くの学生相撲出身者が戸惑うという。
吐合関は、部屋入り前から本学道場で立ち合いの稽古を重ね、大阪場所に臨んだ。2日目に迎えた初土俵では、緊張からか得意の前に出る相撲は出なかったものの、すくい投げで体勢を崩し一気に寄り倒した。かたさが取れ始めた中盤からは、得意の押し相撲で勝ち越しを決めた。
相撲人生をスタートさせた吐合関。頂点を目指す土俵に大きな一歩を刻んだ。
(近畿大学大学新聞 第454号 6面 平成17年4月1日発行)
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