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スポーツ
アメリカンフットボール部 デビルス
大金星! 18年ぶりに王者関学大破る
ラスト1秒 奇跡のタッチダウン

逆転勝利に歓喜の選手たち
逆転勝利に歓喜の選手たち(阪急西宮スタジアム)
 本学アメリカンフットボール部デビルス(清水由洋部長)は10月26日、阪急西宮スタジアムで行われた関西学院大学ファイターズとの対戦で、残り時間1秒からタッチダウンを奪う劇的な逆転劇を演じ、29ー25で18年ぶりに王者を破った。

 本学は第1QにDB西村隆幸選手(商経2年・大産大附属高)、同じく中路紘太郎選手(法4年・大産大附属高)のインターセプトなどで得た3つのターンオーバーで試合の流れをつかんだ。

 第1Q9分40秒に、RB土手下玄徳選手(商経3年・平安高)からWR鉾山功治選手(同4年・県立八日市高)への24ヤードのタッチダウンパスなどを決め、10−7とリード。

 第2Qに入っても、攻撃の要・QB安倍直樹選手(商経3年・箕面自由学園高)からキャプテンのTE金子宗樹選手(同4年・崇徳高)にパスが通りTD。確実に追加点を重ねた。しかし、地力に勝る関学大は第3Qに逆転。さらに第4Qにも3点を追加、一時は17ー22と点差を広げられた。

 しかし、本学は第4Q中盤から、短いパスを確実に決め、ボールを支配。じりじりと敵陣に攻め込み、王者のお株を奪う見事なTDパスが11分3秒、安倍選手から鉾山選手に通り、逆転。しかし、またもや王者関学大はラスト5秒からFGを決め、23−25と逆転。残り時間1秒になり、万事休すと思われた最後に思いもよらないビッグプレーが待っていた。

 相手のキックオフをDB須田裕之選手(商経2年・附属高)がキャッチしてそのままエンドゾーンへ43ヤード走り込み、劇的な逆転TDが決まった。

 関西学生アメリカンフットボール1部リーグ(8チーム)では、長年関学大、立命館大、京都大の3強と呼ばれるチームが優勝争いをしており、本学はその3強を脅かすチームと言われながら、ここ数年、一角を崩せずにきた。

 関学大は3強の中でも今季最有力の優勝候補。昭和24年から33年連続優勝の実績を持つ関西学生アメフト界最強の伝統チーム。本学との対戦まで25連勝していた。

 本学は昨季3強に次ぐ4位の成績で今季に期待がかかっていたが、3強対決を前に落としてはならない神戸大戦、甲南大戦に敗れ、窮地に追い込まれていた。しかし、選手がこの結果に自ら不甲斐なさを感じて奮起。密度の濃い練習と団結力で大金星をつかんだ。

 大城健一監督(学生部学生課職員)は「関学大戦前の2週間は練習に取り組む選手たちの目の色が変わった。3強を倒したい気持ちの強さが表れた」と話す。

 18年ぶりの大勝利は本学体育会アメフト部の歴史に大きく刻まれることはもちろん、関西学生リーグで語り継がれる一戦となりそうだ。

(近畿大学大学新聞 第437号 4面 平成14年11月1日発行)
(トピックス・ニュース 平成14年11月1日)
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