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全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する第47回青少年読書感想文全国コンクールで、附属新宮高校1年生の生駒優香(いこま・ゆうか)さんが毎日新聞社賞(優秀賞)に輝いた。
表彰式は2月8日、皇太子さまご臨席のもと、東京丸の内の東京会館で開かれ、生駒さんは図書室担当教員とともに出席して表彰状を受け、皇太子さまからお言葉をかけていただいた。また、14日には新宮市の佐藤市長を表敬訪問して報告し、称賛と激励をいただいた。
このコンクールは、全国の小、中、高校生、勤労青少年を対象に実施されており、今回は414万7330点もの応募があった。毎日新聞社賞は、内閣総理大臣賞に続くもの。
生駒さんの作品は、新宮市出身の作家で、本学文芸学部教授でもあった文豪・中上健次の「火まつり」の感想文で、タイトルは「火まつりのルーツを求めて」。 何度も読み返した後、火まつりの舞台となった熊野市二木島へ父親とともに訪れた。内容が理解できず父に相談したことにより、父が二木島で育ったことや物語が事実に基づいていることを知ったからだった。
美しい漁村、今も残る猟銃の弾痕、など物語そのままを観察し、文字どおり裏付けを取った作品を書き上げた。
生駒さんは、今回の受賞に「大きい賞をいただき、すごく驚いています」と、大喜び。新宮高校・中学校では「スペシャル読書デー」などの一貫した教育指導を続けており、父・亮哉氏も「学校のお陰もあって、本人が読書好きになった」と評価している。
(近畿大学大学新聞 第430号 3面 平成14年3月1日発行)
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