近畿大学大学新聞 WEB版
近畿大学総務部広報課
 
≪第416号トップへ
学術・研究
水産研究所 ブリヒラを商標登録 研究所の財産に
ブリヒラ交配図

 水産研究所で養殖しているブリとヒラマサの交雑魚ブリヒラ=写真=がこのほど、特許庁から商標登録の認定を受けた。

ブリヒラは昭和45年に白浜実験場で、人工ふ化して飼育しやすいブリの卵に味の良いヒラマサの精子をかけて受精させて誕生した。55年にはその養殖法で特許を取得した。

その後は実験的に飼育される程度だったが、平成9年以降、数十万尾単位の稚魚の生産に成功し、市場へのPR効果もあって徐々に知名度も上がってきた。

研究所から養殖業者に出荷した稚魚は、ふ化後2年で全長約65cm、体重約3kgに成長し、試食した市場関係者や調理人からは味、刺し身の色合い、歯ごたえ、身持ちなどの良さがブリ以上であるという評価を得ている。

水産研究所の熊井英水所長は今回の商標登録に関し「これは本学が作出したものである証拠に特許を取得したが、既に期限切れとなっているので、各地で高い評価を得ているこの機会に商標登録し、アピールしていきたい」と話している。

(近畿大学大学新聞 第416号 1面 平成12年8月1日発行)
≪第416号トップへ
Copyright (C) 近畿大学総務部広報課 All Rights Reserved.