大越愛子(Ohgoshi, Aiko)
担当科目
女性学、フェミニ ズム文化批評など略歴
- 1975年京都大学文学部文学研究科大学院博士課程満期退学
- 1981年から京都産業大学・花園大学・関西 大学などで非常勤講師をへて、1990年近畿大学専任講師
- 1993年同大学助教授、1998年同大学教授
研究内容
ジェンダーとは、社会的、文化的、歴史的に作られた「女」「男」をさします。時代や地域によってジェンダーの内容 は様々に変化しています。たとえば平安時代の貴族男性はお化粧し着飾って美を競い合いましたが、近代の男性は、自らのアイデンテ ィティを戦いか労働に見出すように強いられています。欧米の女性においてセクシーであることは「女らしさ」の重要な要素とされて いますが、性的要素をなるべく隠し従順さや受動性を強調することが「女らしさ」を意味している地域も少なくありません。このよう に多様に展開するジェンダー文化を研究し、人は誕生後どのようなプロセスをへて、「女」「男」へとジェンダー化されていくのかを 解明したいと思っています。
また近代の重要な思想的源泉となったフェミニズム思想、人々の紡ぎだした多様な性幻想や性イメ ージに基づいたセクシュアリティ論、性暴力などに抗する「女性の人権」論も重要な研究テーマです。
自己紹介
近畿大学のキャンパスを、重い荷物を抱えて小走りに急いでいる、帽子をかぶった女性を見かけたら、声をかけて下さい。それが私です。研究生活以外にも様々な活動に関わっているので、いつも大忙し 。でも人と話をするのが大好きなので、声をかけられたら、黙ってはいられない。
話題は何でも。硬派の哲学理論、政治状況、 宗教問題から、恋愛論、ファッション、スポーツ、スキャンダルなどミーハー的なこともOK。ビールがあればまた楽し。
趣味 はいろいろ変化して、最近は体力との関係から、音楽を聴いたり、映画を見たりと癒し系を求めています。でもこれでもフェミニスト の端くれなので、セクシュアル・ハラスメント問題や「従軍慰安婦」問題などとの関わりを通して、社会に根強い性差別と闘っています。こうした問題に関する悩み相談にはいつでものります。もちろん恋愛相談も、実践的、理論的にオッケー。
著作・論文
単著
- 『フェミニズム入門』筑 摩書房、1996年
- 『闘争するフェミニズムへ』未來社、1996年
- 『女性と宗教』岩波書店 、1997年
- 『近代日本のジェンダー』三一書房、1997年
- 『フェミニズムと国家暴力』世界書院、2004年
共著
- 『女神・・・聖と性の人類学』平凡社、1996年
- 『ジェンダー化する哲学』昭和堂、1998年
- 『フェミニズム的転回』白澤社、2001年
- 『越境する知5、文化の市場・交通する』東京大学出版会、2001年
- 『現代文化スタディーズ』晃洋書房、 2001年
- 『現代文化テクスチュア』晃洋書房、2004年
- 『戦後思想のポリティクス』青弓社、2005年
英文共著
- "War's Dirty Secret".ed.by A.L.Barstow. The Pilgrim Press、ewyork,001.
主なる 活動
- 「女性・戦争・人権」学会事務局総務 http://www.war-women -rights.jp/



